【アドラー心理学×潜在意識コーチング】本当にやりたいことの見つけ方

天職につながる仕事をしよう!『わがまま』とは夢、正直な自分。自分らしく生きて人にも喜ばれる。そんな働き方、仕事、転職を実現したい人のために贈る。元転職エージェント、アドラー流キャリアコーチKiYOのブログ。

アドラー心理学的、自分を好きになる方法

すべての人に使命と役割、才能があると信じ、魂から喜びを感じて生きることに導く。

本当に自分らしい天職をつくるアドラー流メンタルコーチのKiYO(きよ)です。

 

 

自分を好きになる方法、知ってますか?

間違って覚えていませんか?


僕は、すっかり勘違いしていました。

それで長年ずっと苦しんできました。

 

 

【今回のテーマ】

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アドラー心理学的、自分を好きになる方法

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自分が好き。
 
自分が好き。

 


いい言葉だな。

 


あなたはどうですか?
自分が好きですか?

 


本当にやりたいことをやるためには、
自分を好きになる必要があります。

 


なぜなら、
本当にやりたいことをする目的は、
幸せに生きることであり、


自分を好きになることは、
幸せに生きるための最も重要なことだからです。

 


でも。


自分のことが好きな人って
どれくらいいるんだろう?


意外と多い気もするし、
実は少ない気もする。


13歳~29歳を対象にした内閣府の子供・若者の意識に関する調査(令和元年)では、
「今の自分が好きだ」という人の割合は53.5%でした。

 
およそ半分です
さらに、年代が上がるにつれて低くなっています。

 
13歳~14歳の46.5%に対して、25歳~29歳は42.5%。

おそらく、30代、40代はもっと低くなっていると思われます。
 
幸福学の調査では、幸福度が最も低いのは40代とのことでした。

 

 

 

 

 

自分が好きというのは、
ありのままの自分が好きだということです。
 


だから、何かの条件付きでの自分が好きは違います。
 
条件がなくなったら自分が好きでなくなるということは、
ありのままの自分が好きではありませんよね。


 
条件付きで自分を好いていることに無自覚で
気づいていない人は、けっこう多いです。


 
条件付きでも、自分を好きならいいんじゃないの?
って思うかもしれませんが、よくないんですよ。


 
無条件では自分を好きじゃないということは、
自分が好きではないがベースです。


 
優秀れていないといけない
勝たないといけない
負けてはいけない
評価されないといけない
かわいくなきゃいけない


 
というふうに、常に不安や恐れで生き続けることになっているからです。


 
満たされることがありません。
いつか破裂します。


 
だから、条件付きの自分が好きは
決して良くないのです。

 

 


もし、あなたが自分を好きではないのなら、
それはどうしてですか?


 
自分を好きになれないのは、
どうしてだと思いますか?


 
自分が好きになれない状態とは、
理想の自分を追っている状態です。


 
つまり、
自分を好きになれない原因の正体は、
理想の自分なんです。


 
僕たちは自分を好きになれないとき
理想の自分と比べていまう。
 
 
現実の今の自分はだめだと思っています。


 
理想と比べて現実の自分を評価している。
理想と暮部て現実の自分を責めている。

 

 


自分を好きになりたいから、
理想の自分に変わろうとする。


 
現実を変えたいから、
理想を追い求める。


 
え、これのどこが悪いの?
って思いませんか。


 
一般常識ではこれが正しいとされています。


 
しかし、このやり方こそが
自分を好きになることを妨げている原因。


 
だから、真面目でがんばりやな人ほど
現実の自分を変えようとして
自分を好きになれないというジレンマ。


パラドックスが起きているんです。
 
 
がんばってるのに自分を好きになれない。
がんばればがんばるほど、自分を好きではなくなる。


 
これが、とても苦しいんですよね。

 


自分を好きになるというのは、
今の自分を好きになるということ。


 
理想の存在していない自分を好きになるのではなく。
 
現実の存在している自分を好きになるということ。


 
ありのままの今の自分を好きになろう。
 
 
とは言え、でしょう?

 
 
ここまではよくある話です。
つまんない。
 
みんな、意外でもなんでもないでしょう?
こんなありきたりな話は価値がない。

 

 

 


今の自分が好きになれないから
理想を追い求めちゃうんだよ!


 
今の自分を好きになれないから
苦しんできたんだよ!


 
じゃあどうすれば今の自分を好きになれるわけ?


と、いうことですよね。
本当に知りたいのは。
 


どうすれば、
ありのままの自分を好きになるのか?

 


アドラーはこう言いました。

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「重要なことは人が何を持って生まれたかではなく、与えられたものをどう使いこなすかである」


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あなたが自分を好きになれない原因。

 
容姿や、性格、能力、経験。
 
そういったものを、どう使えば、最もうまく生きられるだろう?幸せに生きられるだろう?


 
必要なのはこの問いなのです。

 


正しい答えは、正しい問いからしか出ません。


 
どうすれば、自分は変われるんだろう?
どうすれば、理想の自分になれるだろう?


 
いつも自分にこの問いを立てて
がんばっていませんか?


 
この問いでいくらがんばり続けても

自分を変えることは難しいし、
幸せになることはできないのです。

 

 


これ、衝撃じゃないですか?


僕はとてつもない衝撃でした。


 


自分。すなわち性格や考え方や、
能力や経験などを、
変えなければ幸せになれないと思っていました。
 
 
理想の自分にならなければ、
自分を好きになれないと思っていました。


 
実はそれが、
自分を好きになれない要因だったのです。
 
幸せになれない要因だったのです。


 
だって、現実に存在する自分を
全力で否定しているわけですから。
 
 
だから自分を好きになる方法は
ありのままの不完全な自分を、
うまく生きるために有効に活用することなのです。

 


正しい自分への問いは、こうです。
 
 
「欠点だと思っている自分を、どう活かすことが幸せにうまく生きることにつながるだろう?」

 


自分が欠点だと思っている自分は、
思い込みです。

事実ではありません。

 


僕たちが自分の欠点だと思っていることは、
変える必要なんかないのかもしれない。


 
それこそが自分らしさなのかもしれない。
自分の輝く個性なのかもしれない。


 
だから、
自分を交換しようとする努力をやめ、
自分を更新する努力をしよう。


 
本当にやりたいことをしているから、
自分が好きなのではありません。
 
 
不完全と思っていた自分を好きになるから、
本当にやりたいことができるんです。


 
本当にやりたいことを見つけ、
自分らしく自由に生きるとは
こういうことなのです。

 


すべての人は、
無条件で愛される価値ある存在。
ユニークで個性的な素晴らしい存在。


 
ありのままの不完全な自分は、
役に立つことができるんだ。
 
だから、
誰しもが自分らしく自由に幸せに生きることができる。


僕はそう信じています。


 
あなたも、そう信じてみませんか?

 


 
最後にもうひとつ、
アドラーの言葉をご紹介して終わります。
 
 
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できない自分を責めている限り、永遠に幸せにはなれないだろう。
今の自分を認める勇気を持つ者だけが、本当に強い人間になれるのだ。

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