アドラーが言った、悩みを解決する最高の問いかけ
すべての人に使命と役割、才能があると信じ、魂から喜びを感じて生きることに導く。本当に自分らしい天職をつくるアドラー流メンタルコーチのKiYO(清野 裕之)です。
今回のテーマ
自分の強み探しで悩んでる人、こんな間違いをしていませんか?
まずは、アドラーの言葉をご紹介します。
この質問、最高です。
こんな人に、ぜひ問いかけてあげたい。
・会社を辞めたいけど辞めれない人。
・やりたいことがあるけど行動できない人。
・自分がやりたいことが見つからない人。
■ この質問がどうして最高なのか?
悩みを解決させる強力な質問だからです。
この質問がなぜ悩みを解決する力を持つのかと言うと、無意識の焦点が変わって脱プログラムするからです。
人は何を見ているか(イメージしているか)で、自己概念や世界像を作っています。自分や他者のイメージ像です。
イメージとは無意識です。
無意識は意識(思考)の2万倍と言われています。
思考よりも無意識でイメージしていることが、はるかに強い影響を作っているのです。
で、悩みの原因を聞くと、「悩みの原因」をイメージしてしまうわけです。
当たり前ですね。笑
原因に意識をフォーカスしてしまうと、できないイメージがより強化されてしまうのです。
だから余計勇気が挫かれることになります。
例えば、
実はちょっとやりたいことがある。でもそれを仕事にするなんてできないと思う。でもそれがやりたいと頭にずっとあってモヤモヤする。
という悩みを持っていたとします。
で、「なんでできないの?どうしてやれないの?」
と、その悩みの原因を追究すると、
そのやりたいことができない理由に意識の焦点がフォーカスされます。
そのやりたいことができない理由に意識の焦点がフォーカスされます。
いかに難しいか。いかに苦労するか。
すると、いかにできないかを立証することになってしまうわけです。
だから、アドラーは「悩みの原因を尋ねてはいけない」と言っているのです。
悩みの原因を深堀りしても、問題は解決しづらいのです。
■ 重要なことは、無意識のイメージを変えてあげること
「悩みが解決したら、今とどういうふうに行動が変わるのか、それを尋ねるだけでいい」
というのは、悩みが解決して行動が変わった自分のイメージを作っているのです。
脳は、現実とイメージの区別がつきません。
イメージ(無意識)は思考の2万倍の強さを持っています。
だから、イメージで描いたことを脳は現実と同じように反応するのです。
従って、「悩みが解決したら、今とどういうふうに行動が変わるのか、と尋ねる」ことで、悩みが解決した先の自分のイメージを作り、セルフイメージを書き換えるのです。
「自分=悩む人」というイメージから脱プログラムしています。
セルフイメージが書き換わると悩みは軽減する。
悩みが軽減するから行動が変わる。
行動が変わるから現実が変わり問題が解消します。
だから、この質問は最高なんです。
人に対して使うのもいいけど、
自分自身に問いかけてみることがおすすめです!
最後に、僕からあなたに尋ねます。
あなたの悩みの原因は何ですか?
あ、間違えました。
やり直し。
「その悩みが解決したら、あなたは今とどういうふうに行動が変わりますか?」
悩みが解決した自分が行動している姿を、想像してみてください。
質問、相談があればこちらまでどうぞ!
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本当に自分らしいやりたいことの見つけ方を学びませんか?