お寺に書いてあった「働く」の意味がいい言葉だった。
昔、どこかのお寺が貼り出していた紙に
こんなことが書いてありました。
働くとは、
はたらく。
はた楽
だと。
「はた」とは、人のこと。
つまり、人を楽にすることが、
働くということである、と。
どう思いますか?
たしかに理にかなっているんですよね。
仕事って、商売って、
誰かの困りごとを解消したり、
誰かの喜びを創出することで、
その対価としてお金をもらうわけですから。
労働の対価として、
お金をもらってるわけじゃないんですよ。
労働の対価で給料をもらってる感覚の人
多いんですが。
違います。
だって、給料のお金は誰が払ってるかというと、
会社じゃなくて、
お客さまなわけだから。
もうひとつ、これに通ずる話があります。
アドラー心理学では、
人が幸福になる最も大切な条件は、
「他者貢献」だと言ってるんですね。
これも、はたを楽にすることと同義ですよね。
だからね、仕事や働くということの本質は、
自分が幸せになることなんですよ。
誰かを楽にし、
誰かに貢献し、
喜ばれ、
感謝され、
自ら幸福を感じ、
お金をもらう。
ということなんですね。
本当はね。
だけど、こうじゃない人が、あまりに多いね。
学校は、こういうことを教えないといけないと思うよね。
もちろん会社でも。
今日は、誰かを楽にするって意識を
ちょっとだけ持って、
仕事をしてみませんか?