わかっているのにできないのはなぜか?をアドラー心理学解説(前編)
今の働き方を変える何かとか、
転職活動とか、
頭ではわかっているんだけど、できないで今日も終わった。一週間が終わった。一ヵ月が過ぎた・・。
ということ、ありますよね?
わかっちゃいるけどできない。
この現象、アドラー心理学的に言うと、どうしてだと思いますか?
答えは、、、
やりたくないからです。
だって怖いから。
(いや、頭では分かってるんだよ。分かってんだけどさぁ・・・。失敗するのとか怖い)
人の動機は大きく分けて二種類しかありません。
喜びを得たい「快」か、苦しみを避けたい「痛」です。
わかっているけどできない、という現象は、
痛みを避ける目的で、「やらない」とか「動かない」という選択を選んでいるわけです。
心のブレーキというやつですね。
不安、痛を消すことと、
ワクワクを膨らますこと、で解決します。
痛という不安を消すために有効な方法は、具体化すること。
人は不安を直視したくないので、なんとなく漠然と感じています。
つまり、よくわからないままにしているのです。
でも、不安の9割は起こりません。過去の痛かった体験から、防衛機能を働かせて不安という防御線を張っているので、9割は思い込みなんですね。
不安を直視して具体化してみて、思い込みなんだとわかれば、不安は消えます。
起こるリスクがある残り1割も、それが何なのか明確になることで対策を立てられたり、
最悪の事態を想定できるので、不安は解消されます。
これで、「わかっちゃいるけどできない」が解決するでしょうか?
それだけでは足りません。
ブレーキを解除したとしても、アクセスを踏まなければ人生というドライブは進んでいかないのです。
そう、目的地を設定しなければいけません。
多少ブレーキがかかっていたとしても、目的が決まっていて、そこに行きたくて、そこでの楽しいことが鮮明にイメージできたら、不安はあるけど行きたい!となるんです。
ね。至ってシンプルでしょう?
では、どうしてこんなシンプルなこと、つまり自分の目的が見えなくなってしまうのか?
それは、本当の目的が「〇〇〇〇」の中に、仕舞われているからです。
今回はこの辺で。また次回。
後編はコチラ
本当に自分らしいやりたいことを見つけませんか?