転職活動し始めたけど、本当に転職したいのかわからなくなった①
「転職しよう」
今の会社を出て、違う環境、違うチャンスを得たい。
今の会社では得られない未来を生きたい。
そう思って、動き出した。
苦労して、職務経歴書を作った。
いろいろ求人を見て、興味を持てた会社に応募した。
実際に面接も受けてみた。
でもなんか、モヤモヤする。
実際に転職活動を始めてみて、今の会社を辞める理由が、
ちょっとよくわからなくなってきた。
かといって、今の現職に残ることでスッキリしているわけでもない・・。
こんな話を聞きました。
僕が人材紹介会社で働いていたときも、こういう人はたくさんいらっしゃいました。
転職あるあるです。笑
人材紹介会社は、候補者が転職しないと1円にもならなくて、それどころか経費でマイナスなわけですから、転職したいと言っておきながらやめることに難色を示す人も少なくないでしょう。
でもいま、こんな話を受けて僕が思うことは、
「順調ですね」
です。
勇気を出してせっかく転職活動を始めたのに、自分がどうしたいのかよくわからなくなっちゃったことが、
どうして順調なのか?
それは、自分にとって本当に大事なことに気づこうとしているからです。
これまでになく自分に向き合っているからこそ、わからなくなってしまったわけです。
試練は、勇気を出して未来を切り拓こうとしている人にしか訪れないものです。
そもそも、転職はゴールでも目的でもありません。
本当の目的を得るための目標であり、手段にしかすぎません。
転職をすることで、得たい何かがあったはずなんです。
それが本当の目的なわけです。そこに気づかなくてはいけない。
逆に言えば、その本当の目的に気がづかないまま、転職してしまうことは不幸なのかしれません。
とんとん拍子で選考に受かり、好条件で内定を得て、転職に成功することが、
本当の転職の成功とは限りません。
だからその迷いは、「本当に自分が大切にしたいこと」や「大切ではないこと」に
気が付くことが必要だから起きているわけです。
とは言え、じゃあどうすれば良いのか?
どうすれば、その本当に大切なことに気づけるのか?
次回に続きます。
本当に自分らしいやりたいことを見つけませんか?