勝つために、弱みや欠点を受け容れる。すると強みや長所が活きてくる②
前回は「受容」のお話をしました。
評価する肯定ではなく、ありのままを受け容れる受容が、成長への建設的な一歩に大切だということ。
だけど、自分の強みや長所が、自分でもよくわからないという人が多いですね。
あなたはどうですか?
わかるような、はっきりとはわからないような・・・
感じじゃないですか?
そもそもわからないものを活かすことはできません。できなくて当然です。
つまり、自分らしい強みを発揮できない要因の一つは、
自分らしい強みを自分で分かっていないから、ということがあります。
特に日本人は、多くの人が反省することが好きです。
欠点、弱点、失敗点を分析することが善いとされています。
この文化が、強みや長所を気付きにくくしています。
ちなみに、僕のメンタルコーチングのセッションでは、あまり反省は促しません。
至らなかった点や、失敗の原因を分析することはしません。
それでも成長します。結果も出ます。
むしろ、その方が結果的に改善するのです。
簡単に自分の強みに気づける方法がひとつあります。
それは、、
人が褒めてくれたことを、素直に受け取ることです。
これだけ。
実は多くの人が、人から褒められたことを素直に受け取っていません。
「〇〇さんって、◎◎なところがいいですよね!」と言われたとしても、
「いやいや、全然そんなことないですよー」
なんて言っていませんか?
ハッキリ言ってこれは良くありません。
拒否してしまっています。
お世辞じゃないの?と思うかもしれません。
たしかにお世辞もあるかもしれない。しかし、嘘ではないんです。
何が言いたいかというと、1%の要素もないことを、人への誉め言葉で言うはずがないんです。
つまり本音が含まれているし、あなたの中に間違いなく存在しているものなんです。
だから真に受けて受け取って良いのです!!
人から褒められたときに言うべき正解の言葉は、
「いえいえ、そんなことありませんよー」
ではなく、
「ありがとうございます!」
なのです。
拒否してしまうのは心のクセです。
クセは意識して直すことができます。
意識して、「ありがとうございます」と受け取ることにすること。
そして、それが自分の長所、強みなんだな、と認めること。
心がけてみてください。ぜひ今日からね。
絶対にたくさんありますから。
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