わがままになって誰かに喜ばれる ~天職と思える本当に自分らしい仕事、働き方のつくりかた~

天職につながる仕事をしよう!『わがまま』とは夢、正直な自分。自分らしく生きて人にも喜ばれる。そんな働き方、仕事、転職を実現したい人のために贈る。元転職エージェント、アドラー流キャリアコーチ 清野裕之のブログ。

仕事がんばってる人が、自分がどうしたいのか見えない迷子になるのは、あの欲求のせい(後編)

 
前回からの続きです。
 
 
前回の終わりでは、
 
「承認欲求」を満たすことでモチベートするから、
 
仕事をがんばっていても疲れて迷子になる。
 
でもそれはクセだから直せる。
 
どうすればいいかというと、人との繋がり方を、健全な形に変えることだ、と。
 
それには、承認欲求を満たすことをやめて、あるもので満たすことを努力する。
 
 
という話でした。
 
前回のエントリをまだ読んでいない方は、そちらをお読みになることをお勧めします。
とても重要なことを書いています。
 

 

 
さて、お待ちかねです。
承認欲求を満たすことをやめて、満たすべきあるものとは?
 
 
それは、アドラーがあげる幸福の3条件で、
もっとも大切な要素だと言っていることです。


答えは、「貢献感」。
 
 
承認欲求 → 貢献感 へシフトするんです。
 
貢献感って、初めて聞きましたか?
あまり聞き慣れないことばですよね。
 
 
 

【貢献感ってなに?】

「承認欲求」と「貢献感」って、
これ、似ているようでまったく違うんです。
 
この違いを知っているかどうかで、
人生が180度変わると言ってもいいくらい。
全然大げさじゃありません。本当です。
 
 
承認欲求を満たす、他者とのつながり方というのは、
自分の価値を他者に委ねるつながり方です。
 
 
それに対して貢献感は、
 
自分の価値を自分で決めているんです。
 
 
自分にできることや、自分ができたことを、
自らの目で見る力を持っています。
 
だから、人に褒めてもらわなくても不安にならないんです。
 
 
そもそも、人に認められたいという動機ではなく、
他者に貢献しようという動機なのです。
 
共同体とは、仕事でいえば上司や同僚や、組織やお客様にあたりますね。
 
 

【他者を見ているようで、実は全然見ていない】

これは、self interest(セルフ インタレスト)と
social interest(ソーシャル インタレスト)
という風にも分けられます。
 
self interestは自分への関心。
つまり、「自己への執着」です。
 
対してsocial interestは社会への関心。
つまり「他者への関心」です。
 
 
上司に認められたい、褒められたい、期待に応えなければいけない、
と気にしすぎてしまう人は、上司という他者を見ているようで、
実は違います。
 
自分のことばかり見ているんです。
 
自分のことばかり考えている状態なのです。
 
とても自己中心的な状態なわけです。
 
承認欲求を満たそうとすると、このような状態に陥るんです。
 
 
だから、
自分の価値を他者に委ねて、他者の期待に応えなければと、
不安で、怖いので、自分の心の本音、内なる声を大切にできません。
 
自分が本当にやりたいことや幸せなことがわからないのは、当然なわけです。
 
 
対して、social interestは「他者への関心」です。
 
共同体の中での自分の役割を見て、
自分にできることは何か?
どうすれば共同体に貢献できるのか?
 
という風に意識を向けています。
このように世界と自分を見ればいいのです。
 
不安や自信のなさに陥ることはなく、迷子にならず、潜在力が発揮されます。
 
 
 

【これを意識してみるところからやってみて欲しい】

 
なるほどーって感じでしょう?
 
 
え?そうは言っても?難しい?なかなかできないって?
 

そりゃ、そうですよ。
何年もそのフォームで生きてきたんだから、一朝一夕には変わりません。
 
明日から、利き手変えてください、ってなもんですよ。
 
ただ、まったく変わっていないということはないはずです。
この理解ができただけで、すでに少し変わっているはずです。
 
 
さらにもう一つ、承認欲求から抜け出して貢献感で
人とつながることができるようになる方法を伝授しますね。
 
 
それは、「尊敬です」。
 
承認欲求を求めてしまうには、ある特徴があります。
 
それは、自分を尊敬していないのです。
 
アドラー心理学でいう尊敬とは、
「わーすごい!」という意味ではなく、
 
「代わりの利かない唯一無二の素晴らしい存在」という意味です。
 
つまり、能力や実績は関係ないんです。
 
 
多くの人がね、
能力や実績を出さないと、自分には価値がない。
 
という前提を持ってしまっているんです。
 
 
この前提は、自分が作った単なる思い込みですよ?
気づいていましたか?
 
能力や実績というものは、たしかに存在します。
でもそれは人の存在価値とは無関係です。
 
 
人は、恐れや不安からは力を発揮できないと言いましたよね?
 
自分を尊敬しましょうよ。
 
だって、ダイヤモンドは数が少ないから価値が高いわけで、
 
企業だって、差別化、差別化って言うし、
 
人だって同じです。
 
一人として同じ人はいません。
素晴らしいじゃないですか。
 
 
 
 
「大切なことは、何を与えられているかよりも、持っているものをどう使うかだ」
 
アドラーは言っています。
 
みんな、自分に不足している部分ばかりを見すぎだよ。
欠点、弱点を補わなきゃ、補わなきゃ、って。
 
自分を変えようとし過ぎだと思いますよ。
 
 
今のあなたができることを探してください。
絶対あるから。
すでにできていることも、あるはずです。
 
あなたがもしそんなものはないと感じているのなら、断言できます。
 
ないのではなく、見えていないだけです。
 
今まで見ようとしていなかったから、
そんなものはないと思い込んでいたから、
見つけられないだけです。
 
見る勇気を持って。
 
少しずつ。小さく。でいいです。
 
信じてください。
信じて、いいんですよ。

 

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【結論】

承認欲求を満たすことから、貢献感を満たすこと。


self interest(自己への執着)からsocial interest(他者への関心)へ切り替えることを努める。

自分の価値を他者に委ねてはいけない。
誰しもが誰かの役に立ってる。
オンリーワンの存在であると、尊敬すること。
自分の価値は自分で決めること。
 
社会、顧客、組織(上司や同僚)に対して、
自分ができてないことよりも、
自分ができることは何か?何ができているのか?を見ようとすること。
 
 
 
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