プチトラウマで転職が怖い人への対応の実例
転職を考えてるんだけど、行動に起こせない、
という人がけっこういます。
その理由を掘り下げてみると、
過去の嫌な経験が軽いトラウマになっている
というケースが多いです。
例えば、転職先の上司からまたパワハラされるんじゃないか・・?
ということ。
最近、このような相談が立て続けにありました。
どうしてこのような軽いプチトラウマが起こるのか。
発生のメカニズムを理解することで、
解決するケースもあります。
【プチトラウマが発生するメカニズム】
それは、人の心の防衛機能に起因してるんです。
人は、強い嫌な想いを体験するとですね、
本能的に危険を感じると、
また同じ危険な目に遭わないように
すべてを危険だと見えるようにしてしまうんですね。
これを『一般化』といいます。
一般化っていうのは、
「みんな」
「全部」
「~に決まっている」
とか、つい言ってしまうことありますよね?
男なんてみんなスケベだ!
とか。
あ、これはあながち間違ってないか。
例えが悪かったです。
「不動産会社って”どこも”ブラック企業でしょ?」
とか
「”どうせ”管理職なんて自分の手柄しか考えてないでしょ?」
とかです。
「どの上司もまた自分にパワハラするんじゃないか?」
と思ってしまうのも、一般化です。
この「一般化」という色メガネを付けていることに、
人は自分で気が付きにくいんです。
でも、この色メガネを外さなければ、怖くて転職ができないのです。
だから、メガネを外すことが必要になるわけで、
転職がテーマのコーチングセッションではこれを行っています。
【例えばこうやってメガネを外してもらう】
先日も、転職してまた上司からパワハラに遭う気がして
転職活動に踏み切れない、という人がいらっしゃいました。
例えば僕からこんな質問をします。
清野:「転職してまた上司からパワハラに遭う
確率って何パーセントくらいだと思いますか?」
クライアント:「30~40%ですかね」
こう回答しました。
これが一般化ですね。冷静に考えると高すぎる数字です。
世の中の管理職の3人に1人はパワハラしているということに
なりますから。
清野:「そう思う根拠はなんですか??」
クライアント:「日本の自殺者が年間約2万人いるので」
※2万人も自殺者がいるので、そうとう多くのパワハラが
起こっているという思い込みを持っているようです。
清野:「なるほど。日本の労働人口者数は約6500万人ですよね。
6500万分の2万の割合、つまり3250分の1ですね。」
クライアント:「少なっ」
みたいな感じになります。
こうして、冷静にパーセンテージや根拠を具体的に尋ねるんです。
具体的にというのがカギです。
すると矛盾に気づくので、クライアントのメガネが外れます。
そして動きやすくなるんです。
【まとめ】
一般化という色メガネが、転職の実行を妨げます。
だから現状を打破するには、その色メガネを外す必要があります。
メガネが外れる方法は、
具体的な根拠を言語化することです。
例えば数値化したりと。
自分でも簡単にできるセルフコーチングです。
「ん?本当にそうかな?一般化してないかな?」
という疑問を持つ意識を持つことだけでも変わります。
このちょっとの意識が、
人生に大きな変化をもたらします。
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