「あなたらしさ」は誰のものなのか、考えてみて欲しい。
自分らしい仕事、自分らしい働き方を見つけたい、という思う人は多いと思います。
それを実現するためには、
自分らしさは何かということと、
なぜ自分らしさを出すことができないのかを
知ることが大事になります。
ではまず、『自分らしさ』の正体は一体何だと思いますか?
自分らしさを見つけるためには、自分らしさという言葉の定義を知っておいた方がいいです。
でもその前に、こういう風にも言われたりもしますよね。
「自分らしさなんて、わかんなくたっていいよ！」
「『自分らしさを見つけてから』んじゃないんだよ。逆だろ。
色んなことを行動してから、自分らしさが見つかんだろ！」
色んなことを行動してから、自分らしさが見つかんだろ！」
大変ごもっともなお言葉。
まさにその通りだと思います。
これは、自分らしさがわからないから動けないとか、できないんだ、
という言い訳にしていることが多いので、
「先に行動」
「わかんなくたっていい」
という助言が出てくるのだと思います。
でも、そう思える人は多分そもそも悩んでいないですよね。
そうできない人だってたくさんいるのを見てきました。
僕はどちらかというと、悩んでできない派かな。
「いいから動け！」みたいに言われるの、嫌でした。
できなかったですね。
自分らしさを知ってから動くのも、動いてから知るのも、
やり方や手段に過ぎないわけで、目的を果たせればどっちでもいいと思うんですよね。
だから、自分らしさを見つけてから行動してもいいと、僕は思います。
自分に合った方で良いと。
少し話が横道にそれましたが、自分らしさを見つけるには、
自分らしさという言葉の定義を知っておくといいです（2回目笑）
僕のメンタルコーチングでは、自分らしさの正体は『価値観』だと定義しています。
価値観とは、「自分のこだわり」、「何かを好きな“理由”」などです。
ここまでは一般的なこと。目新しさはないでしょう。
ひとつ加えると、「嫌い」ということも立派な自分らしさです。
無意識にどこかで、好き嫌いは良くない、と思っているところがありませんか？
これが、自分らしさを出せない大きな理由のひとつです。
本来、自分らしさ（＝価値観）は、良いものでも悪いものでもないはずなんです。
そもそも、良いとか悪いって、主観で誰かが決めた評価判断でしかありません。
人や時代や国などによって変わる、とてもいい加減なものです。
なのに、
すべき・すべきじゃない、
正しい・間違っている、
良い・悪い、
というような思い込みで、自分らしさ、その人らしさを抑制しちゃってるんですね。
それと、自分のこだわりとか、素直なありのままの好き嫌いって、
人から批判されたら、すごく傷つきやすいんですよね。
だから、もう傷つかまいとして、自分らしさを出さないという選択を
無意識でしてしまうのです。
これはね、めちゃくちゃもったいない。
今すぐに変えてもらいたい。
だって、自分の人生の主人公として生きていないから。
あなたの人生です。
あなたの人生の所有者はあなただし、
その主人公は、他の誰でもない。あなたです。
何が好きか、
何が嫌いか、
何にこだわりたいか、
本当はどうしたいか、
ということを、
誰にも否定される言われはないでしょ。
もし、づかづかと土足で踏み込んで来て、
好き勝手いうやつがいるとしたら、
心の中でグーパンチしてやればいいさ！
だって間違いなく、
あなたらしさも、
あなたの心も、
あなたの人生も、
誰のものでもない、あなたのものなのなんだから。
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